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つわりに使われる薬について
妊娠初期のつわりに対して使われる薬には、国内で一般的に使われる制吐薬のほか、海外で使用されているドキシラミン・ピリドキシン配合薬があります。ここでは、Pruzena、Bonjesta、PregVom、成分、国内での承認状況について説明します。
薬剤の比較
つわりに関連する薬剤
Pruzenaプルゼナ
国内未承認- 成分
- ドキシラミンコハク酸塩10mg + ピリドキシン塩酸塩10mg
- 位置づけ
- 当院で自由診療として処方を検討する薬剤
- 日本での承認状況
- 国内未承認
Bonjestaボンジェスタ
国内未承認- 成分
- ドキシラミンコハク酸塩20mg + ピリドキシン塩酸塩20mg
- 位置づけ
- 海外で承認されている妊娠時の悪心・嘔吐に対する薬剤。日本でも開発・承認取得に向けた動きあり
- 日本での承認状況
- 国内未承認
PregVomプレグボム
国内未承認- 製造国
- Made in India
- 成分
- ドキシラミンコハク酸塩10mg + ピリドキシン10mg
- 位置づけ
- インドで流通している同系統の薬剤として紹介されることがある
- 日本での承認状況
- 国内未承認
成分
主な成分について
ドキシラミンコハク酸塩
- 抗ヒスタミン薬の一種
- 眠気が出ることがある
- 使用可否は医師が判断します
ピリドキシン塩酸塩
- ビタミンB6
- 妊娠中の悪心・嘔吐に対して海外で用いられている成分
- 使用可否は医師が判断します
承認状況
日本国内での承認状況
現時点で、日本国内には「妊娠時の悪心・嘔吐」を効能・効果として承認されたドキシラミンコハク酸塩・ピリドキシン塩酸塩配合薬はありません。
一方で、国内ではメトクロプラミドなどの制吐薬が、医師の判断により妊娠中の悪心・嘔吐に対して使用されることがあります。
国内開発
Bonjestaの国内開発について
近年、つわり治療薬をめぐって、日本でも海外承認薬の導入に向けた動きが出ています。持田製薬がDuchesnay社と、妊娠時の悪心・嘔吐治療剤Bonjestaの日本国内における開発・販売に関する契約を締結し、国内での治験(臨床試験)開始が報じられています(2026年5月時点)。承認・国内提供の有無や時期は今後の状況によります。
関連情報:つわり治療薬をめぐる国内開発の動き
「つわり治療薬」ようやく日本へ 米国承認から10年、持田製薬が治験日本経済新聞(2026年5月)/ nikkei.com重要事項
未承認薬・自由診療・医師個人輸入について
必須のご確認事項
- Pruzenaは日本国内未承認薬です
- 当院では医師による個人輸入により入手しています
- 自由診療であり、健康保険は適用されません
- 費用は初診・診察・薬剤1箱15日分で概ね9,000円前後
- 送料330円(税込)
- 処方可否は医師が診察のうえ判断します
- 診察の結果、処方できない場合があります
- 副作用や注意点があります
- 妊婦健診の代替ではありません
注意点
副作用・注意点
眠気口渇ふらつきアレルギー
- 服用中の運転や危険作業に注意が必要な場合があります
- 既往歴や内服薬によっては処方できない場合があります
- 強い症状がある場合は対面医療機関への相談が必要です
FAQ
よくある質問
いずれもドキシラミン・ピリドキシン配合薬ですが、含有量が異なります(Pruzenaは各10mg、Bonjestaは各20mg)。同一の製品ではありません。
日本国内では未承認です。当院では医師による個人輸入により入手しています。
国内では「妊娠時の悪心・嘔吐」を効能・効果として承認された配合薬がないためです。近年は海外承認薬の導入に向けた動きが出ています。
妊娠週数・症状・既往歴・内服薬などにより判断が異なります。自己判断せず、医師にご相談ください。
相談できます。妊婦健診の代替ではないため、健診は通院先で継続してください。
医師が診察のうえ判断します。診察の結果、処方できない場合があります。
自由診療のため、健康保険は適用されません。
